COLUMN COLLECTION | 連載コラム

安心と安全が事業存続の鍵

社会保険労務士の松本千賀子氏が社保未加入や長時間労働、環境問題など、
物流事業者が抱えるさまざまな問題の対応策を紹介。事業存続の危機回避を訴えます。

事業の継続の鍵は「安心と安全」にあります。安心には、「この会社に任せて安心」と同時に「この会社で働く安心」があります。当所は、会社と従業員のより良い関係を築くサポートすることで、事業の発展に寄与致します。
社会保険労務士事務所 オフィス松本・松本千賀子
お問い合わせは http://www.office-matsumoto.com/sr

第31回:月給とは

 新聞の折り込みチラシの求人広告で、「給与25万〜27万円(残業あり)」と書いた求人募集は、給与に残業代を含んでいるのでしょうか。給与の決め方には、時間給、日額、月額、あるいは1年単位で給与を決める年俸があります。

 時間給制の場合、時間給×1月の労働時間が1か月の給与になります。ただし、労働時間のうち法定労働時間を超えた時間、法定休日に労働した時間、深夜の労働時間は割増賃金が必要になります。

 日給制の場合、1日の所定労働時間に対して支払われる金額を言います。同じ日額でも、所定労働時間が異なれば時間給も変わってきます。例えば、日額1万円のA社(所定労働時間7時間)と、B社(同8時間)で10時間働いた場合、その賃金は変わります。

 ここで大事なのは、時間給が最低賃金を上回っていることです。そして、残業代を含んだ金額であることが従業員にわかるということです。

 月給制についても同様です。給与25万〜27万円は、募集広告を出した会社の所定労働時間を、1か月の所定労働日数働いた時の給与と考えられます。もし、残業代を含む金額を賃金とするならば、何時間分が含まれているのか従業員にもわかるようする必要があります。そして、想定した時間以上に残業をさせていないかをチェックするシステムが必要でしょう。

2011年2月 3日 12:34

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