COLUMN COLLECTION | 連載コラム

経営コンサルタントの現場報告

物流専門のコンサルティングを手がける㈱シーエムオーの代表取締役・川﨑依邦氏が、
実際に体験した労務問題を報告。取り組み内容などを詳しく紹介します。

昭和24年、広島市で生まれる。早稲田大学卒業後、民間会社で人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。㈱日本経営から昭和63年に独立開業、平成2年法人設立。「物流経営研究会」を組織。物流業界でオンリーワンの経営コンサルタント会社を目指す。
シーエムオー 川﨑依邦 代表取締役
お問い合わせは http://www.cmo-co.com

経営再生物語(157)5S表彰制度〈事例A〉

〈日々の積み重ねが大事〉

「この1年」との励ましに押されるようにして、「5S表彰制度」をスタートさせた。1日1日、必死に頑張った。毎日のノートは真っ黒になった。眠い目をこすって第1次評価者に任命された者は、ノートに記録していった。「ここで頑張らないと大変だ。これ以上、交通事故やクレーム事故が続くと死活問題だ」との強い思いをバネにして頑張ってきた。使命感である。

 1年が経過した。A社の成果は上々である。荷主からの信頼も深まっている。増収増益である。そのうえ、交通事故の発生率も低く抑えられたので、ピンチを脱出した。30%の保険料割引を獲得した。

 「この1か年を振り返ると、執行猶予期間でした。この期間中にヘマをすると、実刑判決で刑務所に入ることになります。ギリギリでした。なんとか前科が付くことは避けられました。協力していただいた社員、契約社員みんなのおかげです」――。A社長の言である。

             (つづく)

2017年6月16日 14:25

  • 物流ウィークリー サンプルお申し込み
  • 物流ウィークリー 購読 お申し込み

連載コラム集【毎週更新】

  • 射界
  • 運送経営相談質
  • あなたの会社が儲かっていない 本当の理由
  • 八起会 倒産110番
  • 安心と安全が事業存続の鍵
  • わが社に監査が来る!
  • 経営コンサルタントの現場報告
  • 経営ワンポイントアドバイス