COLUMN COLLECTION | 連載コラム

経営コンサルタントの現場報告

物流専門のコンサルティングを手がける㈱シーエムオーの代表取締役・川﨑依邦氏が、
実際に体験した労務問題を報告。取り組み内容などを詳しく紹介します。

昭和24年、広島市で生まれる。早稲田大学卒業後、民間会社で人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。㈱日本経営から昭和63年に独立開業、平成2年法人設立。「物流経営研究会」を組織。物流業界でオンリーワンの経営コンサルタント会社を目指す。
シーエムオー 川﨑依邦 代表取締役
お問い合わせは http://www.cmo-co.com

経営再生物語(174)居場所を作る〈事例A〉

〈居場所をつくる〉  
 人は自分が主人公となれる居場所があって、初めて本当のやる気が出てくる。B氏の居場所は仕事のみであった。仕事場にトコトンしがみついていた。

 しがみつくだけで発展という成長はなかった。モクモクと身を粉にして働くのみで日々が刻まれていく。こうした居場所は本当のものではない。自己が認められ、気持ちが安らぎ、落ち着き、そして明日への活力がわいてくるのが居場所である。

 経営者の仕事の1つとして職場風土づくりがある。職場風土が味もそっけもなくては人は育たない。単なるワーカホリックの範囲でしかない。もちろんB氏のような人には頭が下がるし、心が痛む。

 しかし、よくよく考えてみると、これでは人が育たない。職場風土には心が落ち着く、気持ちがリフレッシュするといったゆとりがいる。それが活力を産み出していく。居場所づくりが経営者に課されている。

 そのためには自己の将来イメージがしっかりと持てるようにすることだ。そうすれば、必ず居場所は確立する。

2017年10月19日 13:08

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