COLUMN COLLECTION | 連載コラム

高橋久美子の あなたの会社が儲かっていない 本当の理由

経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故などの
危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済案などを紹介します。

全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表
高橋久美子
お問い合わせは http://www.handlecover.com/kaizen/

第374回:あなたの会社に新規の問い合わせが来ない理由とは?

 先日から、日本一簡単な運送会社のためのインターネットマーケティングについて話をしています。ネットが苦手という人も、専門用語はほとんど出てきませんので、安心して聞いて下さい。

 
先週は、キーワード検索をする人が検索窓に打ち込むキーワードは、二つのパターンしかないという話をしました。一つは「固有名詞」です。「マクドナルド」とか「叙々苑」が固有名詞ですね。そして、もう一つが「一般名詞」で検索するパターンです。「ハンバーガー」とか「焼肉」が、一般名詞になります。

 それではこれを、あなたの会社のホームページ(HP)を訪れる荷主企業の例で考えてみます。固有名詞の場合は「株式会社鈴木運送」とか「県北運輸」など、会社名を入力します。一方、一般名詞は、「運送会社「とか、「○○県 運送業」などと入力します。

 ここで、考えてみてほしいのですが、固有名詞、つまり、あなたの会社名を入力する人は、どんな人でしょうか。あなたの会社名を入力するのですから、「すでにあなたの会社のことを知っている人」ということになります。現在の取引先かもしれませんし、過去に名刺交換をした人かもしれません。または以前、取引があった人かもしれませんね。いずれにしても、すでに接点がある人、ということになります。

 一方、一般名詞を入れて、あなたの会社のHPに訪れた人はどういう人でしょうか。これは、あなたの会社をまったく知らない人、まったくの新規客である可能性が高いです。

 さて、ここで問題です。

 A、固有名詞検索で、あなたのHPに訪れる人
 B、一般名詞検索であなたのHPに訪れる人

 あなたはいったい、どちらの人向けのHPを作ればよいでしょうか。両方が運送会社を探していることは間違いないのですが、Aの人の知りたい情報と、Bの人の知りたい情報は、まったく違います。

 おそらく、ほとんどの運送会社が、Bの一般名詞で検索して来る、まったくの新規客を獲得することを目的に、HPを作るはずです。ところが現在、インターネット上にある、多くの運送会社のHPは、実はAの固有名詞検索の人向けのページになっています。だから、なかなか新規の問い合わせが来ないというわけです。

 それでは、Bの一般名詞検索客向けのホームページを作るには、どんなことに注意すればよいのでしょうか。来週、詳しく見ていきたいと思います。

2017年10月19日 13:26

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