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トラック『小型化』が加速、人件費や維持費減り利益率向上に期待

【その他】
2010年5月31日 15:51
 かつてのバブル景気時には、物流業界では規制緩和とともに荷物の大型化に加え、海外からの輸入貨物なども増加。このため、増トン車やトレーラなどトラックも大型化が進んだ。しかし、景気の低迷や物量の減少などで、今では車両の小型化が進み始めているようだ。

 大阪府岸和田市で建設資材や重機を輸送する運送会社では、これまで4トン以下の車両は少なく、増トン車や8トン車など大型車両を十数台保有していた。だが、昨今の景気低迷で仕事が激減。さらに荷物が小型化していることから、経費がより多くかかる大型から小型車両へのシフトを計画している。

 同社はこれまで、8トン車で1社の荷主からの配送がほとんどだった。景気の低迷で、今では1社で1トンから2㌧と小口化しており、4トン、8トン車を用意してもトン数だけの運賃しかもらえないことから、赤字経営に陥っている。荷主に積み合わせなどの提案で巻き返しを検討しているが、提案を受け入れてもらえず、自社車両を小型化してコストを削減し、利益率向上を図ろうとしている。