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見えぬ業界の現実「営業報告書」提出は無意味か

【政治・経済】
2010年5月31日 16:16
 毎年、運送事業者に提出が求められている営業報告書と輸送実績報告書。しかし、各報告書には実績を裏付ける証明書類の添付は必要なく、いわば数字は自己申告に任せるという状態にある。しかも、零細化が進む実運送事業者では報告書の提出自体が曖昧になっているケースも少なくない。正確な数字が把握できれば荷物量の減少と著しい運賃の低下、過剰感のあるトラック台数などが浮き彫りとなるはずの「業界の現実」が、おざなりの報告形態を継続するなかで見えないままでいる。

 4月から翌年3月の1年間を対象とする輸送実績報告書と、事業者ごとに決算期が異なる営業報告書。輸送実績は毎年7月10日、営業報告は事業年度の終了から100日以内の提出が義務付けられているが、かねて報告書の在り方が疑問視されてきた。営業報告書に至っては提出の意味さえいぶかる声が聞かれてきたのが実情だ。
 

真面目な事業者の保護を

【政治・経済】
2010年5月31日 15:50
 大阪府門真市の運送会社社長は「何もわかっていない人が事業を始めることで、運送業界の質を落としている。クオリティーが低い事業者が運賃を下げている」と語り、「10台ではなく認可制に戻してほしい。国が年1回、事業者研修会などを開いて業界のレベルを上げるべきだ」と強調。「試験を行い、点数の悪いドライバーは合法的に取り消しにできるようにすることも考えてほしい。会社のレベルが低いとドライバーのレベルも低い」と話す。
 

台数規制見直しに冷めた視線「業界健全化直結は疑問」

【政治・経済】
2010年5月31日 15:48
 国交省が「5台」の見直しを含めた事業参入規制を検討するという動きに対し、既存のトラック事業者らには冷めた見方が目立つ。「何もわからずに規制緩和して申し訳なかったと謝る代わりに、過当競争にある業界の将来ビジョンを考えるという言い回しで問題をすり替えているにすぎない」(岡山市の運送会社)と厳しい意見だ。