COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 夕方の飲み屋街は賑わっている。不景気とは関係なく、上司や得意先の悪口言いながら飲みすぎる。翌朝、気分がすっきりしない。飲み過ぎての二日酔いと自覚するが、本当は「悪口の二日酔い」ではなかろうか。他人の悪口は両刃の剣。相手にとって不愉快なだけでなく、悪口を言った本人にもイヤな後味が残る。

2010年5月31日 19:04

つづきを読む

 政治家の「タレント崇拝熱」といったら大袈裟かも知れないが、今夏の参議院選挙に、また複数のタレントが顔を出すという。「民主政治は数の力」を信奉する与党幹部の政治信念が、そうさせているのだろう。もちろんタレントとて、その分野で能力があるからこそ現在、斯界で存在感を示しているが政界では未知数だ。

2010年5月24日 19:03

つづきを読む

 俗にいう「禅問答」とは、お互いが何を言っているのがよく分からず、理解できない言葉をキャッチボールしているとの印象が強い。かつて政権与党の大物政治家が野党議員の追及を受けて「言語明快だが文意不明」の答弁でノラリクラリと身をかわした。マスコミはこれを「禅問答」とか「コンニャク問答」と評した。

2010年5月17日 18:51

つづきを読む

 晩年を迎えた孔子はある時、「ああ、私を理解してくれる人はいない」と嘆いた。それを聞いた弟子の子貢(しこう)は「どうして、そんなことをおっしゃるのですか」と尋ねたところ、孔子は「天を怨(うら)まず、人を尤(とが)めず。下学(かがく)して上達す。われを知る者はそれ天か」と答えたと『論語』にある。

2010年5月 3日 18:47

つづきを読む

1