COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 俗語に「日にち薬」というのがある。嫌な出来事や解決に程遠い交渉事などは、ある程度の時間を置くことで抱いていた嫌悪感などが次第に薄れ、困難と思われていた懸案が意外にあっさりと解決するなど、その効果のほどを評して使われる言葉だ。欧米でも同じ意味の言葉として「時間とは、記憶の吸い取り紙」がある。

2011年5月27日 15:24

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 ベンジャミン・フランクリンの名を聞けば、多くの人は凧(たこ)を揚げて雷と電気の同一性を調べた人との印象が強いだろう。それで彼は避雷針を発明している。一方で政治家としても活躍し、軽妙な表現で名文句を残している。「カネを貸した者は、カネを借りた者よりも記憶がよい」などは現代に通じる言葉の一例だ。

2011年5月27日 14:30

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 「仕事は自分で見つけるべきものだ。また、職業は自分でこしらえるべきものだ。その心がけさえあれば、仕事や職業は無限にある」。これはトヨタグループの創始者、豊田佐吉の言葉だ。経営の神様といわれる松下幸之助は有名だが、それ以前に豊田佐吉は、わが国の繊維業を育て上げ、自動車産業の礎を築いた存在である。

2011年5月20日 11:25

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 この人物がホンモノかどうかを見抜くには、逆境とか危機に追い込まれたときに限るといわれる。逆境や危機にさらされると、その人の正味がおのずと出て、メッキで彩られていた部分が剥げて落とされるからだ。人は生きる中で色んな人物と出会いながら、教えられ、諭され、自らも磨いて、それなりに成長してきた。

2011年5月13日 11:51

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