COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 どこから見ても辣腕(らつわん)といわれる上司でも、部下に支えられていなければ、そのポストでの業績は上がらない。それより少し能力が落ちる上司でも、しっかりと部下との意思疎通を保って信頼関係を確立しておれば、立派に仕事をなし得て高く評価されるだろう。部下がいてこそ上司の能力は花開くのだ。

2011年6月24日 11:16

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 中国の歴史の中で、日本人に馴染み深いのが『三国志』の世界ではなかろうか。今から1800年ほど前に魏・蜀・呉の三つの国が生き残りをかけて鎬(しのぎ)を削った時代の物語だ。なぜ面白く興味があるか、それは権謀術数とか政治の駆け引きに触れながら、現在の世情と併せ考えるとき、色んな知恵が学ばれるからだ。

2011年6月17日 13:34

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 浄土宗の開祖として崇められる法然上人。今年は800回忌とあって京都・東山の京都国立博物館で開かれていた『法然・生涯と美術』特別展覧会が8日、盛況裡に閉幕した。法然は多くの言葉を残しているが、亡くなる2日前、弟子の源智の懇願で書いたといわれる『一枚起請文』にこんな一節を残している。

2011年6月10日 11:27

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 中国古典『戦国策』に「愚者は成事に闇(くら)く、智者は未萌(みほう)に見る」と記されている。成事に闇いというのは、「物事が具体的な形となって現れてきているのに、まだそれに気付いていない」ことを指し、未萌とは「物事が形になって現れる前の段階」を指す。智者たるには、この段階で適切な対策を立てる、というのだ。

2011年6月 3日 11:54

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