COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 段取りの善し悪しが仕事の成否を左右する。どんな仕事でも支障なく処理する上で、その優先順位や時間配分の管理、スタッフやチームの協力など、立場ごとに個別の色んな能力が発揮されて成果を上げることができる。そんな中で一人、もし段取りが悪い人がいると「あの人とは一緒に仕事したくない」と敬遠される。

2011年7月29日 13:33

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 相変わらずセミナー開催が花盛りだ。巷にあふれる文化教室と併せて、今日もどこかでセミナーが開かれている。中には1泊2日の合宿セミナーまである。セミナーの終わりには決まって修了リポートの提出がある。学んだことへの決意のほど、感想と意見など内容は様々だが、主催者側は次の開催の参考にしている。

2011年7月22日 13:22

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 鎌倉末期の文人、吉田兼好の『徒然草』の中に木登り名人の話がある。名人は、木登りに際して、どこに気を付けるかというと、登り始めでも木の天辺に達したときでもない。降り始めて下のほうに来たとき、初めて「気を付けろ」と声を掛ける、という。「百里を行く者は九十を半ばとす」の教えと同じである。

2011年7月15日 11:04

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 「群盲象を撫ぜる」という諺(ことわざ)がある。大勢の目の不自由な人が集まって、各人それぞれが象に触れて「象とはこういうものだ」と論じ合うのだが、耳に触れた人は「団扇(うちわ)のようだ」と評し、鼻を触った者は「細長い」と言う。つまるところ、人間の認識とは、こうした認識レベルから脱け出せないようだ。

2011年7月 8日 11:31

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 仕事上、ミスを指摘される。指摘された人はたいてい「うっかりしていました」「ちょっと見過ごしてしまいました」と弁解する。どう弁解しようがミスはミスだ。その背景には気持ちの緩み、心のたるみがある。緊張が連続すれば心身の疲れから「これくらいは...」と手を抜くことがある。それがミスを誘うのだ。

2011年7月 1日 11:53

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