COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 徳富蘆花と言えば徳富蘇峰の弟。小説家として成功し、作品には『不如帰』『自然と人生』などの名作がある。その彼が『勝者の悲しみ』の中で、「ケンカに勝ったといっても、その後、悲しさだけが残る。よいときに油断しないことだ。でないと大敗する」と書いている。「勝って兜の緒をしめよ」と同じ教えである。

2012年7月20日 11:05

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 山を登る時、知り尽くしている山であれば、もし万一の危険が迫った場合でも、どのように対処したらよいか、どんな行動を取ればよいか、緊急時に取るべき方法などが即座に判断できる。ベテランといわれる経験豊かな登山家ほど、事前の情報収集に熱心で、あらゆる事態を想定して訓練を繰り返し、登山の準備をする。

2012年7月12日 17:45

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 絶対に損はしたくない。石橋をたたいても、なかなか渡ろうとはしない。慎重で用心深い人は損をしないが、逆に大きく儲けることもない。仕事や事業には勝負のタイミングがある。それを逸すると再び、チャンスに巡り会える可能性は極めて少ない。昔から古賢は、このように教えている。「損せぬ人に儲けなし」と。

2012年7月 6日 14:03

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