COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 「濡れている者は雨を恐れない。裸の者は盗賊を恐れない」とは、古くからヨーロッパで語り継がれてきた言葉だ。濡れた服を着た人は、にわか雨などにも驚くことなく平然と歩き続ける。一文無しでの暗い夜道のひとり歩きも、盗られる心配などない。「一度の経験があれば何事も不安になることはない」との教えだ。

2013年2月22日 11:10

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 喜劇王と言われたチャップリンの言葉に「私たちが皆、小さい礼儀作法に気を付けたなら、この人生はもっと暮らしやすくなる」とある。わが国でも古くから「親しき仲にも礼儀あり」と教えている通りだ。家族の間でも口やかましい父親が一番だらしない生活態度では、妻や子どもに説得力を示すことはできないだろう。

2013年2月15日 11:03

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 「よい馬は、わざわざ後戻りして、自分の足で踏んでしまった草は、決して食べようとはしない。目の前にある新鮮な草を食べるために進んでいく」と言われる。過去にこだわり過ぎていては、いつまでも前進しない。過去は過去、反省の材料とするのはよいが、あっさり思い切って未来に向かって努力すれば可能性は開く。

2013年2月 7日 16:53

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 「創業と守成のいずれが難しいか」と、唐の太宗から問われた重臣の魏徴は「守成のほうが難しい」と答え、宰相の房玄齢は「創業が難しい」と応じた。この問答は今に至るも新鮮な味わいがする言葉だ。何もかも最初から仕上げる創業には予想以上の困難が立ちふさがる。創業の全てについて配慮しなければ成功しない。

2013年2月 1日 11:02

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