COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 俗に「親と上司は選べない」という。真理ではないが真っ向から肯定するのも憚られる側面がある。「選べないもの」は、他にもいっぱいあるからだ。同僚にしても隣人にしたって好き勝手に選ぶことはできない。相手が意地悪で心根の卑しい人だったとしても、同じ空間に身を置く不幸を宿命と諦めるしかないからだ。

2014年11月28日 11:47

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 何でもよい。少しでも他人に比べて誇るべきことがあると、それを他人に吹聴したくなる。ある種の自己主張であるが、自らの才能を人にも認めて欲しいという願望がなせるもので、人間が持つ自然な感情の流れかも知れない。だが、それを自らが吹聴すると「自慢」になり、唐突に問わず語りとなれば周囲の人々は鼻白む。

2014年11月20日 17:49

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 目標達成が叶わなかった者に「よく努力したね。でももう少しだ。よい結果を待っているよ」と言うか、「いくら努力しても、よい結果が出なければ努力しないのと同じだ。分かっているだろ。しっかり頼むよ」と言うか。失敗を指摘された者として、どちらの言葉が次の働きに励みとなるか。言うまでもなく前者だ。

2014年11月14日 11:27

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 かつて大学ラグビーで全国制覇を果たしたW大学チームの監督は「実績や経験をチームの一人ひとりに伝えるとき、必要なのは現役での実績でなく情熱だ」と明言。情熱とは「諦めずに根気よく指導し、チームのためを思って叱り、チームがよいプレーをしたときは心から共に喜ぶこと」と説明していたのを思い出す。

2014年11月 7日 11:28

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