COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 戦国武将の織田信長は27歳の折、有名な桶狭間の戦いに挑む。伝えられる情報は今川義元勢の優勢ぶりばかり。前線からは味方の劣勢が伝えられるが、信長は泰然として動かない。控える側近の面々もそれに従う。夜半過ぎて突然、信長が起き出し、出陣を命じると共に、静かに床几に腰を据えて小鼓を鳴らし始めた。

2016年10月21日 13:14

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 「天に唾(つば)をする」という古諺がある。上に向かって唾を吐けば、必ずその唾は自分の顔に落ちてくる。身のほどもわきまえず、人の悪口を言ったり、態度や行動を示せば、その悪口や行動、態度がそのまま自分の欠点に当てはまり、逆に自分の身を傷つけて災いを招く...という意味。中国の経典『四十二章経』にある。

2016年10月14日 13:48

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 組織のリーダーとして、先頭に立って事に当たるより、皆が進んでいる方向に付いていくほうがよい...とする考えがある。いわゆる〝ゆとり世代〟の人たちだ。どんな場合でも先頭に立って進めば、行く手を阻む障害にぶつかる。障害を取り除きながら進むのは厄介だから、「付和雷同」といわれようが楽な道を歩みたがる。

2016年10月 6日 15:17

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