COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 「人間万事塞翁が馬」という。何が幸せで、何をもって不幸とするか一概に決めつけられないことを教えている。人の運命も同じで、一頭の馬を巡って「それ禍の来たるや、人自らこれを生ず、福の来たるや人自らこれを生ず」と諭しながら、人が生きるなかで味わう全ては、決して偶然の産物ではないとも説いている。

2017年2月24日 17:41

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 ある男が検察官の取り調べで、「お前は、とんでもない悪い男だ」となじられ、「いえ、私は悪くありません。私を産んだ親が悪いのです」と答えた。検察官は「親は、そんなに悪いのか?」と問う。男は「いいえ。その親を産んだ祖父母がいけないんです」と反論する。刑法学で因果関係論を学ぶ教室の風景である。

2017年2月17日 19:51

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 「人に頭を下げられないうちは半人前」と経営の神様・松下幸之助(松下電器=現パナソニックの創業者)は説く。目上の人にも平然とタメ口をきき、挨拶もろくにできない人が増えているのを憂いての発言。「あなたに教わらなくても、ネットで探します」と言い放ち、頭を下げて教えを乞う謙虚さを失った人への警句だ。

2017年2月10日 15:19

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 「口は閉じておけ。目は開けておけ」と、昔の人は仲間との付き合いについて教えたものだ。生活の場か職場かの違いはあっても、人間関係をスムーズに保つための秘訣を表しており、お互いが穏やかに打ち解けて語り合える様子を求めての言葉だ。そこには相手を公平な目で観察し、微笑みと沈黙を添え...との思いがある。

2017年2月 3日 17:00

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