COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 「天に唾(つば)をする」という古諺がある。上に向かって唾を吐けば、必ずその唾は自分の顔に落ちてくる。身のほどもわきまえず、人の悪口を言ったり、態度や行動を示せば、その悪口や行動、態度がそのまま自分の欠点に当てはまり、逆に自分の身を傷つけて災いを招く...という意味。中国の経典『四十二章経』にある。

2016年10月14日 13:48

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 組織のリーダーとして、先頭に立って事に当たるより、皆が進んでいる方向に付いていくほうがよい...とする考えがある。いわゆる〝ゆとり世代〟の人たちだ。どんな場合でも先頭に立って進めば、行く手を阻む障害にぶつかる。障害を取り除きながら進むのは厄介だから、「付和雷同」といわれようが楽な道を歩みたがる。

2016年10月 6日 15:17

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 悲しければ涙を流し、嬉しかったら笑って喜びを分かち合う。こんなに感情を素直に表現できる動物は人間以外にはない。確かに喜怒哀楽を表す動物もいるというが、それは飼い主の欲目。パスカルの言葉を借りれば、人は「考えるために生まれてきている。従って考えることなしには一瞬たりともいられない」と記す。

2016年9月30日 15:20

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 リオ五輪が終わって話題は東京五輪に移ったが、改めて色の違いはあってもメダル獲得選手の活躍ぶりを振り返ってみて、勝負の明暗を分けた「逆転する人」と「逆転できない人」との違いを感じた。敗色濃厚な選手が制限時間目前に勝負をひっくり返す...この攻防の姿こそ、名誉と勝負をかけて競う五輪競技の醍醐味だ。

2016年9月23日 15:38

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 悲しみや怒り、悔しさは涙を流して泣き叫び、怒り狂ったように何かに当たり散らす。これで少しは気が休まり、時間が経てば少しずつ忘れていくものだ。しかし、憂鬱(ゆううつ)だけは、泣こうが暴れようが薄れることはない。実際は暴れるどころか泣く気力もないまま沈んだ日々を過ごすのが本当の姿かも知れない。

2016年9月15日 15:33

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