COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 どんな仕事でも完成した時、やり遂げたという充足感を覚えるが、その思いは何物にも代えがたい味わいがある。そのためにはまず仕事に愛着を持つことだ。どんな仕事でも役に立たないものはない。役立つと思えば楽しみがあり、楽しみが充足感となる。それは経験した者でないと理解できない貴重な味わいでもある。

2016年4月21日 14:20

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 「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」とは、織田信長に攻められ武田家の菩提寺である恵林寺に火が放たれてとき、その火中に端座合掌して泰然自若と大往生を遂げた国師快川和尚の言葉だ。修行で安心立命の境地に至れば火もまた涼しく感じる。熱いとか言うのは精神的な感覚で、苦痛も苦痛でなくなるとの心境を語る。

2016年4月15日 16:11

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 いま再び「志の復権」が取り沙汰されている。「志」とは、自らが立てた目標の実現に向かって強い意志を確立することを意味する。簡単に言えば、目的意識を持つことだが、人はとかく惰性に流れて確たる目的意識もないままに過ごそうとする傾向がある。これでは「舵を失った小舟」と同じで流れに任すだけに終わる。

2016年4月 8日 16:33

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 誰に対しても誠実であるためには、まず自分自身に忠実でなければならない。当然のことだが、自分をごまかそうとする心情が働く限り責任感は生まれてこない。手掛ける仕事がうまくいかなかった場合、とかく責任を他に転嫁して言い訳に走りがち。経済情勢が悪いとか、予想外の環境変化があったと自己防衛に走る。

2016年4月 1日 17:18

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 人は、ちょっとでも他に勝るものがあると周囲に誇示したがる。驕りの姿勢だ。この気持ちが働くと人を見下す傾向に陥りやすい。傲慢な姿勢は周囲から総スカンを食うので注意したい。もちろん、自信を持ちプライドを持つことは必ずしも悪いとは言えないが、それを鼻にかけては反感を買うだけで、協調性にも欠ける。

2016年3月24日 14:04

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