COLUMN COLLECTION | 連載コラム
この人物がホンモノかどうかを見抜くには、逆境とか危機に追い込まれたときに限るといわれる。逆境や危機にさらされると、その人の正味がおのずと出て、メッキで彩られていた部分が剥げて落とされるからだ。人は生きる中で色んな人物と出会いながら、教えられ、諭され、自らも磨いて、それなりに成長してきた。
2011年5月13日 11:51
『孫子』の兵法書に「不可勝者、守也」とある。勝てないと思ったときは守りに徹しよ...との意味だ。剣法柳生流の柳生宗矩は『兵法家伝書』に「敵をきるにはあらず。卒尓(そつじ)にしかけずして、手前をかまへて、敵にきられぬやうにすべし」と書いている。敵を斬るより自分が斬られないのを重視しなさい、というのだ。
2011年4月28日 17:49
茶道の教えに『利休七則』というのがある。その中の一つに「降らぬとも雨用意」と教えている。雨が降っていなくても、また降りそうでなくても、降ったときのために傘を用意しておくこと、というのだ。広く人生を生き抜くなかで、思いがけないことが起こっても、それに対応できるように準備しておく重要性を説いている。
2011年4月22日 18:59
他愛もない話題で笑いこけて楽しい時間を過ごせる友はいるが、イザというときにひと肌ぬいでくれる真の友人が少なくなった。現代社会では心の通い合う人間関係を築くことが難しく、その結果が「孤族」を生んでいる。そんな孤独感が高じて、心の病に呻吟する人をつくり出し、その傾向は年齢を超えて広がっている。
2011年4月15日 14:20
仕事を始めるのに、ためらいは要らない。やろうと決めたなら、すぐに始めることだ。これは簡単のようだが、なかなか実行できない。自分なりに理由付けして先送りしたり後回しにする。仕事の進め方が人より劣っていて着手が遅れるのなら改善の余地があるが、仕事のスタートが遅れるのは決断力の欠如でしかない。
2011年4月 7日 17:41

















