COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 世間で広く使われている言葉に「三十六計、逃げるにしかず」とか「君子、危うきに近寄らず」がある。いずれも思慮深い人は「危険がある」と分かれば、用心して危険に遭わないような対策をする...などの意味で使われている。中国・南北朝時代に活躍した武将・檀道済の戦いぶりを評して生まれた格言として伝えられる。

2017年11月 3日 12:16

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 「うまい話は二度考えよ」と古賢は教える。耳障りがよく、自分にとって利益をもたらす話に、つい乗ってしまうのが人間だ。最近の特殊詐欺事件を思い合わせれば納得がいく。「そんな!」と一度は否定しながら、まんまと相手の掌中にはまる。それこそ相手の思うツボ。一度信用すれば全て肯定したくなる。それが人間心理だ。

2017年10月19日 12:58

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イソップ物語に『酸っぱいブドウ』という寓話がある。お腹を空かした一匹のキツネがブドウ棚の下にやってきて、おいしそうなブドウの棚を見上げ、何とか食べたいと手を伸ばすが棚が高くて届かない。悔しがったキツネは「ありゃこのブドウ、まだ熟していないから酸っぱくて食べられないよネ」と独りうそぶく。

2017年10月12日 12:59

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「痘痕(あばた)も笑窪(えくぼ)」という。恋し恋われての間柄では、どこを見ても、どんな行いがあっても好意的に可愛いと受け止められるが、結婚して月日が経つに従い、「こんなはずじゃなかった」と煩わしく感じられることがある。男女の仲を表す格言だが、実は人間関係の距離感を示唆する言葉ともいえるようだ。

2017年9月28日 16:22

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 初めての訪問か、そうでないかの別なく、人は訪問先から「おもてなし」を受けて悪い気はしない。初対面なら尚更だ。相手の気配りに恐縮しながら、こちらもそれ相応に誠意を込めて接することになろう。反対に、不愛想で明らかに不機嫌そうな顔つきでは、取りつくシマもない雰囲気に陥って気まずさだけが残る。

2017年9月28日 14:26

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