COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 未経験の仕事を指示される。このとき、人それぞれの受け止め方に違いがあったとしても、共通して感じるのは「確たる理由のない不安感」だ。「もし失敗したらどうしよう」という思いが、手掛ける前から広がる。未知への恐怖は誰にもあるが、その不安感を増幅させて、自らをスパイラル状態に陥らせては先に進めない。

2016年12月16日 14:38

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 財界の知識人と慕われた藤原銀次郎(元王子製紙社長、1960年没)は「道に堀があると言って渡らなければ、人はいつまでもそこに止まって進歩するのは難しい。大きな溝に落ちたからと言って、いたずらに悶えるばかりでは、その人は一生溝の中の生活に終わる」と、周りの人々に諭し、逆境を克服する努力を促した。

2016年12月 9日 16:38

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 心身の健康を支える大事な要素として、知的な精神活動を活発にすることが求められる。それにはまず、バランスのとれた食生活を維持し、適度な運動をし、時にはレクリエーションを楽しみながら、十分な休養を取ることが必要だ。休養に最も効果的なものは睡眠で、知的な活動を整える大脳の細胞の活性化にも繋がる。
 

2016年12月 2日 13:59

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 年齢を重ねる。この世に生を享けて以来、これは誰しも逃れられない運命(さだめ)である。20代の若者は40代の人を見て、それまでになるのは遥か先と思うが、いつの間にか、その年齢に達している。そして60代の人を見る。自分にはまだ、かなりの時間(とき)があると考えるが、その年齢になって愕然とする。

2016年11月25日 15:09

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 悲しい記憶は、時がたてば多少とも薄らぐ。「時間は記憶の吸い取り紙」との表現もあるが、もちろん反論もある。むしろ忘れたいと思う気持ちに限って何かと蘇ってくるものだ。どちらが正しいか断定しがたいが、数多い体験を積み重ねて記憶の分母を拡大することで、相対的に悲しい記憶の力を弱めることはできる。

2016年11月17日 20:16

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