COLUMN COLLECTION | 連載コラム

射界 政治や経済、文化、歴史など、幅広い分野から現代社会に一石を投じる。様々な問題が生じる現代をどう生きるべきか、鋭い観点から示唆・提言します。

 「何かさせようと思ったら、一番忙しいヤツにやらせろ。それが事を的確に済ませる方法だ」と喝破したのはナポレオンだ。つぶさに観察すると、仕事ができる人に仕事が集中する傾向にある。「あの人なら信頼できる」「あの人に任せれば大丈夫」と誰もが思っている人に仕事が集まり、仕事ができる人はいつでも忙しい。

2016年6月10日 13:41

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 環境には先行きに期待が持てず、「不透明な閉塞感を何とかしてほしい」「政治は何も解決してくれない」「こうも不況では何をしてもダメ。これも時代のせい」との嘆き節が横溢する。その気持ちも分からないでもないが、そんな嘆き節を口にしたとしても、当面する嘆きの数々が解決されるはずはない。

2016年6月 6日 09:49

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 テレビ番組を彩る出演者を総称して、一般的に「タレント」と言うが、英語本来の意味は「才能」を指しての言葉だ。では才能とは何かだが、著名な社会学者によれば「ある活動を立派に成就させる色々な能力の結合された力」と定義している。その裏には「どれほどできるか・できないか」という能力差も示唆している。

2016年5月27日 14:11

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 ささやかな庭に季節の花が植えられると華やかさを誘い、食べ物に少量の香辛料が加えられることで味は倍加する。夜空には星があってこそ輝きを増し、身なりを整えるのにアクセサリーの一つもあれば華やかな彩りとなるように、日々交わされる会話の中に、「諺(ことわざ)」の一つでも差し挟めば言葉も生きてくる。

2016年5月20日 15:14

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 探偵小説の江戸川乱歩の作品だったと思うが、記憶は定かでない。ある事件の目撃者が二人おり、一人は犯人が「白い着衣だ」と証言し、もう一人は「いや、衣服は黒」と言って譲らない。両人とも間違いないと強く主張するが、虚偽の証言をしても何の利益にもならない二人の証言だけに、さすがの探偵も困り果てる。

2016年5月13日 15:01

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