COLUMN COLLECTION | 連載コラム

八起会 倒産110番

八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役 野口誠一氏が
再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を紹介します。

弁護士や税理士、再起に成功した会員らが無料で電話相談に乗る「倒産110番」を開設し、 再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を奉仕しています。
八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役
野口誠一氏

第222回:同族経営心得十か条

 前回まで同族経営の事例を2つ紹介したが、実は八起会には「同族経営心得十か条」がある。中小企業には同族経営も少なくないから、まずはそれを紹介しよう。

2009年5月28日 16:02

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第221回:同族経営の功罪(4)

 義母トリオに経営権を握られ、金策だけの社長にされたHさんは、たまりかねたか、ある日、出入りの税理士に実情を問うた。と、彼はニヤニヤして答えないばかりか、「そんなこともわからないで社長が務まるんですか」といわんばかりの顔をする。後でわかったことだが、彼もまた義母トリオとグルだったのである。

2009年5月21日 16:00

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第220回:同族経営の功罪(3)

 同族経営の2例目はHさんのケースである。彼は愛情の薄い家庭に育った。5歳で実母を亡くし、父が迎えた後妻の手で育てられた。とくに継子いじめされたというわけではないが、やがて弟が生まれると、義母の実子と継子に対する愛情の差は歴然としていた。Hさんの父親は昭和42年、東京・大田区で板金・塗装の仕事を始め、折りからの高度成長とモータリゼーションの波に乗って順調に業績を伸ばし、同55年には社員28人、年商2億5000万円に達した。

2009年5月14日 15:58

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第219回:同族経営の功罪(2)

 Fさんの独立によって兄弟が分裂し、似たような業態の会社が2つ出来たことは、確実に両社の体力を消耗させていった。弟によって得意先の7割を引き抜かれた兄は大打撃をこうむったし、兄によって原料の仕入れ先をおさえられた弟は、コストが高い上に品質の悪い原料を使わざるを得ず、最初から苦しい経営を強いられた。

2009年5月 7日 15:57

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第218回:同族経営の功罪(1)

 同族経営は難しい。血は水よりも濃しというが、それだけに水のようには淡々とはいかず、メリットの側にもデメリットの側にも、必要以上に大きくブレる。この「ブレ」の大きさを認識しておく必要がある。今回から同族経営の破綻と再生の2例を紹介しよう。

2009年5月 1日 15:55

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