COLUMN COLLECTION | 連載コラム

八起会 倒産110番

八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役 野口誠一氏が
再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を紹介します。

弁護士や税理士、再起に成功した会員らが無料で電話相談に乗る「倒産110番」を開設し、 再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を奉仕しています。
八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役
野口誠一氏

第261回:国破れて山河なし

 八起会発足から30年、日本経済の変化はすさまじかった。激変と言っても過言ではない。何度も円高に見舞われ、そのたびに不況を余儀なくされた。プラザ合意後のバブル膨張は筆舌に尽くしがたい。金余りから地価・株価が青天井で狂騰し、列島の隅々まで乱開発が及んだ。国が破れても残った山河が、繁栄とともに失われたことは皮肉としか言いようがない。

2010年3月26日 09:27

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第260回:「喜び半ば」「悲しみ半ば」

 八起会・発会式の日、私はマスコミの取材を受けた。「これから八起会を、どのように発展させていくつもりですか」の質問に、私は「八起会は倒産者の会です。その会が発展するようでは日本経済がガタガタになってしまいます。いちばんの理想は八起会が自然消滅に追い込まれることです。そのとき、倒産はなくなっているでしょう」と答えた。

2010年3月19日 17:39

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第259回:倒産地獄が「財」になる

 倒産者は一様に絶望感、無力感、孤独感にさいなまれる。死ぬより辛い日々が続く。が、そこに仲間がいて、語り合える場があれば、少なくとも自殺は防止できる。私は読売新聞に投稿し、「倒産者の会」を、「自殺防止の会」を、と訴えた。さらに、その会の社会的役割を念頭におき、次の5点を強調した。

2010年3月12日 17:37

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第258回:話し相手が自殺を防ぐ

 八起会が発足した昭和53年は、石油ショックに見舞われたところへ「列島改造」バブルがはじけ、長引く不況のなかで倒産1万8000件、自殺者2万人突破と、世相も経済もどん底だった。ちなみに年表で「昭和53年」を見ると、次のような項目が並ぶ。

 ・3月の完全失業者141万人。過去20年間で最高。(4月)

 ・不二サッシの過去5年間にわたる粉飾決算(430億円)が発覚。(5月)

 ・佐世保重工業救済の大蔵省原案がまとまる。(6月)

 ・警視庁が「サラ金被害」の実態を公表。〜8月までの間に自殺130人、家出(夜逃げ)1502人。(10月)

2010年3月 5日 17:35

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