COLUMN COLLECTION | 連載コラム

八起会 倒産110番

八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役 野口誠一氏が
再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を紹介します。

弁護士や税理士、再起に成功した会員らが無料で電話相談に乗る「倒産110番」を開設し、 再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を奉仕しています。
八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役
野口誠一氏

第266回:動き始めた「八起会」

 ようやく八起会の運営が軌道に乗り出した。活動の大きな柱は2本。1本は倒産駆込寺と「倒産110番」を通して、倒産者やその予備軍の人生相談、経営相談に乗ることである。必要に応じて顧問の公認会計士ともども再建計画をつくったり、どうしても見通しの立たないときは、顧問の弁護士を通して法的整理に入ったりと、1件でも多く倒産を防ぐとともに、たとえ倒産しても悲劇の広がりにストップをかける活動である。

2010年4月30日 09:48

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第265回:棄てる神あれば拾う神あり

 窮すれば通ずという。棄てる神あれば拾う神ありともいう。倒産駆込寺が倒産寸前に追い込まれたところへ、私に講演の依頼が舞い込んだ。「倒産者のつどい」などという前例のないものをつくり、ボランティアで「倒産110番」を運営する変わり者がいる、そいつの話を聞いてみようじゃないか、ということだったのかもしれないが、私にとっては天の喜捨、干天の慈雨にも等しかった。

2010年4月23日 09:45

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第264回:すさまじき相談件数

 念願の「倒産110番」常設を機に広く世に知ってもらうべく、私は再度、「倒産110番」イベントを企画した。今度は前年のてんてこ舞いに懲りて、東京・芝の増上寺を借りきった。電話も5本、弁護士も5人、相談員30人と大幅に増員した。が、それでもてんてこ舞いを余儀なくされた。たった1日で500本もの相談が殺到したのである。

2010年4月16日 09:40

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第263回:見切り発車で事務所設立

 たった2日間の「倒産110番」イベントだったが、その経験はすっかり私を変えてしまった。不眠不休で体は疲れきっていたが、心は言い知れぬ感動で満たされていた。無理もない。それまでの50余年間というもの、私は自分のエゴにかかずらうことはあっても、無償で人に尽くす、人の役に立つことはあまりなかったのだから。

2010年4月 9日 09:37

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第262回:鳴りやまない相談電話

 発足当初の八起会は単なる「倒産者のつどい」にすぎなかった。やがて会員が増え、組織立つにつれ、「倒産防止の会」「自殺防止の会」「再起の会」と、活動の範囲がどんどん広がっていった。が、ボランティア組織ゆえ常に資金不足につきまとわれ、当初の念願だった「倒産駆込寺」「倒産110番」の常設には、なかなか手が届かなかった。

2010年4月 2日 09:34

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