COLUMN COLLECTION | 連載コラム

八起会 倒産110番

八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役 野口誠一氏が
再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を紹介します。

弁護士や税理士、再起に成功した会員らが無料で電話相談に乗る「倒産110番」を開設し、 再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を奉仕しています。
八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役
野口誠一氏

第324回:家内の笑顔に涙あふれる


 家内がデパートのパートに出たばかりの頃、よく夜中に足をさすっていた。慣れない立ち仕事で足が痛むのだろう。私が「仕事、きついか」と尋ねると、「いいえ、そんなことはありませんよ。毎日が楽しいですよ」と、なんの屈託もない。楽しいわけがないではないか。そんなことはわかりきっている。私は涙を見せまいと黙って寝返りを打つ。

2011年7月29日 11:52

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第323回:「孤独地獄」は危険な季節


 前回、倒産者を3段階にわたって襲う「放心」「虚脱」「孤独」の3症状を紹介したが、孤独地獄だけは家族の愛情なくしては乗りきれない。が、倒産者の6割は離婚、一家離散という現実ではそれも難しい。

2011年7月22日 11:36

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第322回:「倒産病」3段階の症状


 私の倒産で家族の運命は狂ってしまったが、それでもそれぞれに新しい人生を歩みはじめた。私だけが相変わらず閉じこもりでどうにもならない。羽根を休めていると言えば聞こえはいいが、翔ぼうにも羽根が動かないのである。それが「倒産病」である。倒産者には共通して3段階の症状があらわれる。

2011年7月14日 17:38

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第321回:身にしみる家族の存在


 悪いときには悪いことが重なるもの。私が倒産したとき、長男は大学進学を、次女は高校進学を目前に控えていた。しかし、無一文になった私に、学費を出してやる力などあろうはずがない。私は子どもたちに両手を突いて詫びた。

2011年7月 8日 11:14

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第320回:6畳2間のアパート暮らしへ


 昭和52年、私は倒産の腹を固め、整理に入った。子どもの数だけあった家、土地、家財道具をいっさい処分し、2億円余りの金をつくり、債権者へ支払った。

2011年7月 1日 11:21

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