COLUMN COLLECTION | 連載コラム

八起会 倒産110番

八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役 野口誠一氏が
再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を紹介します。

弁護士や税理士、再起に成功した会員らが無料で電話相談に乗る「倒産110番」を開設し、 再起・整理などの実務的なアドバイスや経験談を交えた人生相談を奉仕しています。
八起会 会長 株式会社ノグチプランニング 代表取締役
野口誠一氏

第380回:あっけなくピリオド


 倒産のきっかけは、当社の風評に不安を抱いた大口の仕入れ先が、担保の提供を要求してきたことが始まりです。しかし、会社の土地も工場も、私達役員4人の個人資産も、すべて銀行の担保に入っていて、差し出す担保など何もありません。するとその仕入れ先は、当社の得意先に直接掛け合い、当社の売掛金を担保にしようと画策しはじめました。

2012年9月28日 12:59

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第379回:取引辞退が相次ぐ


 私にとって、同一エリア内に同業大手が新工場を建設したことは、大ショックでした。案の定、最後に残ったコンビニ1社も、当社からその新工場へ発注を移しはじめました。なにしろ最新鋭の大型設備という触れ込みでしたから、やむを得ません。

2012年9月21日 13:05

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第378回:強力なライバル現れ


 この十年ばかり、食品業界の賞味期限改ざんや、原材料の不当表示事件が相次いでいます。なかには名門、老舗といわれる企業ですら、例外ではありません。こうした事件が発生する背景には、巨大化した流通産業のパワーが存在します。リードタイム(受注から納品までの時間)の短縮などは、その最たるものです。

2012年9月13日 17:23

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第377回:即時の倒産は免れ


 メーン取引のコンビニから増便とリードタイムの短縮を要請されたことは、取引停止を宣告されたも同然でした。どのように努力しても不可能なのです。要請は朝の9時に発注した商品を、午前11時までにコンビニの首都圏センターへ納入せよ、というものでした。これは到底不可能です。

2012年9月 7日 11:42

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