今回はクラウドERPのフリー(無料)について記事を書いてみたいと思います。やはりシステムが無料となると、中小企業にとってはとても喜ばしいことで是非使いたいと手が伸びてしまう製品かと思います。しかしながら、他は費用がかかるのに無料って大丈夫なの?といった不安に思われる方もいるかと思いますので、今回はそのあたりをご案内出来ればと思います。
本当に無料の在庫管理システムはあるのか?
まずは本当に無料で使える在庫管理システムがあるかをネットで検索してみたところ、いくつもヒットしました。LASK、クラウド在庫管理ソフトZAICOなど、またスマホアプリで出来ます。というようなものもありました。ですので無料で使える在庫管理システムはある。というのが解答になります。ただやはり無料版でありますと、機能がほとんど使えません。無料版というよりも、お試し版、トライアル版という言い回しの方が適切なのかもしれません。
ですので、無料版と言って飛びついた場合、ゆくゆくはオプションなどを契約し有料版という形で維持、継続していくシステムになっていくことだけは理解しておいた方が良さそうです。
ただ、そういったパターンは決して害悪ではなく、むしろいきなり導入して失敗するデメリットの部分を防げますので結果として、大変親切な仕組みにはなっています。ただ無料と謳ってしまうと勘違いしてお申し込みされることなどがあるかもしれませんね。
クラウドERPなら在庫管理システムは無料
またクラウドERPで在庫管理を利用になられる場合は、在庫管理システムとしては実質無料ということになります。こちらは単純にERP・基幹システムの機能の一つに在庫管理機能がある為です。ですので在庫管理システムを導入したいとなった場合、単体でシステムを導入するのではなく、クラウドERPや基幹システムを検討してもらい、その中の機能で在庫管理システムとして利用出来るかを見定めれば業務システムとしてうまくご活用が出来るのではないかと思います。
さらにクラウドERPであれば、在庫管理以外にも販売管理、倉庫管理、財務会計、労務人事、購買管理なども機能も使えることになるので、無料ではないにしろ、業務システムとしては是非欲しいシステムの内容となっているのでおすすめです。
エクセルなら無料
エクセルを利用して在庫を管理する場合も一応無料です。しかしながら、これはシステムではなくあくまでもアナログ管理ということになりますので、もしエクセルで管理されている場合であれば、上記のような無料版の在庫管理システムの方が良いかもしれません。エクセルなどの管理は数式がこわれてしまったり、、倉庫や本社の業務管理システムと連携ができなかったりと、無料であるがゆえに不便な部分も多いので、企業規模がそこそこの場合はおすすめ致しません。
結局、完全無料なものはない
上記であげたように、企業として完全無料のクラウド在庫管理システム というものはありません。ただし無料期間、お試しトライアルなど、実質数か月無料で利用できるプランを準備してくれている製品メーカーもありますので、そういったサービスを積極的に利用していきましょう。クラウドサービスなので失敗してもそこまで大きな損害になることはないのですが、導入までの労力、時間などお金以外でも損失が出てしまうことになりますので、在庫管理システムを導入の際は慎重にすすめていくことが重要になってきます。
お試し期間は1か月~2ヶ月
トライアルがある場合は1か月~2ヶ月くらいが利用出来ます。その間にシステムの仕様を十分に確認しないといけません。在庫管理システムの場合ですと、倉庫システム・WMSとの連携や、販売管理システムとの連携、複数店舗対応可能か、実店舗・POSとの連携が可能か、CSVの項目はどうなっているのか?などを調べておく必要があります。冒頭でお伝えした無料と謳っている在庫管理システムはこのようなことは基本できません、そのため、本格的に利用するには不向きです。ただオプションを使ったとしても、会社の仕様に合わない場合もありますので、無理に導入することはありません。無料のお試し期間内で、上記の内容は十分に確認が出来ると思いますので、万が一合わない場合はそのままけ契約せず終了させることが一番です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は無料で使えるクラウド在庫管理システムについて記事を書いてみました。Googleなどで検索すると、いくつかメーカーがヒットしますので、一度試しに検索してみてください。無料版ですと、在庫管理するには最小限の機能しか使えないようになっていますので、結局有料プランへと変更になりますので、それであれば最初から有料のもので、トライアル期間が長めになっている製品で十分検討してみてkら、正式に導入されてみてはいかがでしょうか。