今回はYahoo！ショッピングを運営する前に必要な在庫管理方法についてです。
自や楽天、amazonと同じく出品する商品の在庫管理が必要になります。そのため、自分の会社に在庫を置くのか、それとも自社倉庫、もしくは違う倉庫。さらに倉庫作業はがいちゅうするのかどうか。などを決めていかないといけません。そのうえで必要になってくる倉庫管理が出来る在庫管理システムについて書いていきます。
Yahoo!ショップの始め方
まず最初にYahoo！ショップに出店をしないといけません。現在出店には２つあります。以前より馴染みのある名前のYahoo！ショッピングとPayPayモールです。 ただ最初はYahoo!ショッピングから始めて頂くことになります。
PayPayモール
PayPayモールについては、高評価、高品質、円滑で素早い対応が出来る決められたショップしか出店が出来ません。出店レギュレーションが公開されていますのでそちらをご確認ください。
Yahoo！ショッピング
Yahoo！ショッピングのスタートして必要な情報はこちらに掲載されております。出店に際して必要な免許が必要なものもありますので事前にチェックして頂く必要があります。
また申し込みから開店までは約１か月ほどの時間を要することになります。メルカリなどのフリマサイトのようにすぐに始められません。
準備するもの
では実際にYahoo!ショッピングを始めるのに必要なものをお伝えします。
在庫管理システム
Yahoo!ショッピングに出店されるということは、商品点数もそれなりにお持ちであると想定致します。例えばアパレルならカラーやサイズなど商品規格により、商品点数はどんどん膨らんでいきます。その際に在庫管理・倉庫管理といった業務が発生致します。そのため、Yahoo!ショッピングに対応している在庫管理システムが必要になります。
倉庫
倉庫は必須ではありませんが、商品点数が多い場合や商品自体が大きいモノであれば必要になります。自社倉庫、貸倉庫などがありますので売上規模なども考慮した上で適切な価格の倉庫を運用されることをオススメ致します。
倉庫管理システム
倉庫のロケーション状況、在庫数の調整など運営が問題なくいくように倉庫管理システムも必要になります。WMSや、倉庫管理も出来る在庫管理システムなどが必要です。
Yahoo!ショッピング運用開始
準備が整ったら運用が開始されます。今回は自社倉庫で在庫管理システムを導入したという設定に致します。
在庫管理システムに慣れる
販売する商品の発注が完了しますと、倉庫に大量に商品が届きますので、まずはロケーション管理が必要になります。要はここをしっかりと管理しないと、実際注文が入ってからのピッキング作業がとても効率が悪くなってしまうことがあったり、アナログで管理している場合、不動在庫が奥に隠れてしまう、在庫過多になっていることが気が付かずに追加発注をしてしまう。なんてリスクを減らさないといけません。その為在庫管理システムを利用します。ロケーションの管理はもちろん、棚卸機能、在庫基準値を決めて一定の数値になると自動で発注、倉庫システムを別に使っている場合はそのシステムと連携を行うなどの作業と日々のチェックが必要になってきます。
Yahoo！ショッピングに向いている在庫管理システム
Yahoo！ショッピングに向いている在庫管理システムですが、基本はどの在庫管理システムでも問題なく利用は可能かと思います。 ただ価格に幅がありますので、最初は月額10,000円程度の在庫管理システムで問題ないかと思います。もし今後、楽天やAmazonなどの展開もかんがえていらっしゃるのでありましたら、オムニチャネル対応のものや、事業拡大する可能性が高い場合は在庫管理以外の業務システム機能がついている基幹システム・クラウドERP、あとは商品点数が多くなりそうで倉庫が足りない可能性が出てくる場合は、複数倉庫管理出来る倉庫管理システム機能がついているもの。このように今後の展開に合わせて先読みしたシステムの導入をオススメ致します。
もし今後も事業拡大はなく、月商数十万規模で商品点数も多くないのであれば、在庫管理システムはいれずにYahoo！ショッピングの管理画面だけでも充分役に立ちますので、その管理画面のデータから仕入れ商品の発注のタイミングなどを確認しながら運用するのも一つの手ですが、いずれにせよシステム化にする方がメリットも多く、また今では導入コストもかなり安い製品がたくさんありますので、まずは無料トライアルなどを活用しながら試されてみるのはいかがでしょうか？
